2012年06月23日 追加記事

エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 14

英国でエコ旅 その14
ロンドンの最新エコ団地『グリニッジ・ミレニアムビレッジ』

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天文台で有名なグリニッジに建設中の、サスティナブル建築で
作られている巨大な集合住宅団地。目の前にテムズ川、裏には
水鳥が戯れる人口池、そしてさまざまな生き物たちが生息する
ビオトープが隣接するなど、独特の自然環境をつくり出しています。
建物は、環境にやさしい塗料でペイントされたカラフルな木が
使われていて、 伝統的なレンガや石造りの建物に見慣れたいた
旅の後半には、なんだか新鮮だった。
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以下 雑誌「ソトコト」の英国のオーガニック建築より
2007年にスタートした約900世帯の巨大な集合住宅
15年にはさらに3倍の2700世帯にまで広がる予定。
サスティナブルコミュニティーの形成を目指している。
元はガス会社で、草木の生えない土地だったエリアを
再生し、かつてのテムズ河の自然を蘇らせるコンセプト。
人工池が造られ水鳥が集い、トン歩の飛び交う素朴な風景
と、カラフルな色合いは環境に優しい塗料を使い、木製窓
やドアに環境に配慮された木材を使い断熱性を向上させた。
熱や電力システムは自家発電で50%を補うなど設備も充実。
ショッピングセンターや学校、住民センターなどの生活に
必要な施設は徒歩圏にそろい、環境は整備されていた。
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ビオトープの管理棟・木道伝いに進むと現れるコウモリの小屋や
柳で出来たトンネルやテント・鳥ののぞき窓を開けたフェンスや
水鳥の観察小屋などが、ミレニアムビレッジに隣接しているのです。
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そしてここまで来たらもう一足伸ばして、グリニッジ天文台見学。
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フィッシュアンドチップス (1).JPG
やはりフィッシュアンドチップスを食べずには帰れない。
と言う訳でランチにいただく。この後大変なことになると
は思いもせず、なんだかんだと時間を費やしてしまった。
次回はロンドンの『 ハックニーシティファーム 』です
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー 西條正幸がお伝えしています。