2012年06月11日 追加記事

エコ旅どうでしょう!ENGLAND編 8

 
英国でエコ旅 その8 
ウェールズのスレート鉱山後地に立つ 『 CAT 』

CAT (40).jpg
CAT (42).jpg
『 CAT 』とは
Centre For Alternative Technologyの略 
テクノロジーの正しい使い方を考えるための
様々な展示・研修施設を備えた環境テーマパーク。

10年ほど前に環境財団のエコツアーで一度訪れたCATですが、
今回はちょっぴりリベンジを果たすためにやって来ました。
入場券を買うと小高い山の上のステーションまで水の力で
上り下りするケーブルカーに乗ります。前回は2月、重みを
増やすための水のため池が凍っていてケーブルカーが動かず、
徒歩で山を登ったのでした。
以前と大きく変わったことは、環境教育のための大学院施設
「WISE」が完成していたことです。エコロジー建築できた
室内を見学させてもらいましたが、ナチュラルな空間づくりで、
学生寮も完備されていて、とても素晴らしいつくりです。
食堂は施設のオーガニックレストランを併用していました。
CAT (13).jpgCAT (19).jpgCAT (9).jpg
念願のケーブルカーに乗れました。でもあっという間に到着。
CAT (288).JPGCAT (24).JPG
 
インフォメーションとエコショップがあります。
CAT (52).jpg
ストローベイル(わら)建築のシアター。
CAT (207).jpg 
CAT (236).jpg 
風力発電と太陽光発電 自然エネルギーの展示。
CAT (220).JPGCAT (223).JPG
柳を使ったトンネルはトトロのトンネル?
虫が住める塀は様々な大きさの穴をつくること。
CAT (256).jpgCAT (208).jpg
人力でかくはんし堆肥を作る装置と植物の力で水を浄化するシステム。
CAT (267).JPG
CAT (270).JPG
以前はエコビレッジ?現在は宿泊研修などに使われています。
裏手にあるオーガニックガーデンはシーズン前で土ばかりで残念。
CAT (114).JPG
CAT (110).JPGCAT (128).JPGCAT (152).JPGCAT (280).JPG 
「WISE」は、どの空間も木と土の自然素材で仕上げられていて気持ち良い。
驚いたのは、学生食堂は夜はBARになるのです。
夜だけ開くバーカウンターには、開閉式のスライド扉がついていました。 
もちろん食事と飲み物はオーガニックでしょうね。うらやましい環境です。
CAT (168).JPG 
スレート鉱山の名残、裏山には荒々しく岩肌が見えています。
「WISE」はスレートを崩さないように建てられていました。
次回はウェールズの素敵な宿「タルボンドレイン」のお話です
「エコ旅どうでしょう」はエコ空間デザイナー,西條正幸 がお伝えしています。