2013年11月05日 追加記事

北海道版エコアパートに住もう⑤

架構の刻みと同時に、見え掛かりの部分の木部の塗装を
おこないました。
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オーナーの大澤さんが30ミリ厚の野地板の塗装をしています。
私も少々手伝いました。
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その時に活躍したのが武部建設特製のカーペット刷毛です。
これは広い面積を塗るのに大変便利!。
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足場も掛かり、いよいよ土台敷きです。当日はあいにくの雨模様でした。
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土台設置完了時の現場全景です。
前述のとおり、土台は西條デザインお得意のクリにしてもらいました。
扱いが難しかったでしょうが、良く対応してくれました。
下の写真は土台の仕口で小根ほぞ差しという仕口です。楔を打って留め付けます。
北海道の大工集団でここまでこだわる所がどれだけあるか・・・・。
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一階も組みあがり、2階にかかっています。
小屋掛けからクレーン車で梁を上げました。
下では別の大工さんが金輪継ぎで桁をつないで上にあげる準備をしています。
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桁が2重になっていますが、これが今回の目玉の一つである、
構造的に干渉しない界壁のための架構です。
長屋や共同住宅の永遠の課題として音の問題があります。
この仕様でどこまで解消できるか・・・・。
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南側の持ち出し梁の様子です。母屋を渡りで掛けています。
木架構の片持ち梁は見ていて格好が良いですね。
だいたい組みあがりました。ここまで金物締めを含めて約5日かかっています。
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杵と臼ですが、一体これは?。
続きは次回のお楽しみ。    (田)