ブログ|札幌市の注文住宅や新築一戸建住宅の見学会やエコなイベント情報

2012年07月09日

クリの土台と道南スギ

道南方面へ社員の研修旅行に出かけました。
目的はいつも使っている道産木材の加工場の視察です。
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厚沢部町には、広葉樹を専門に扱う材木屋さんがあります。
ここでは、防腐・防虫剤を使用せずに長持ちする、クリの
土台を注文しています。 道内各地から集められた木材が
積まれていました。 加工した土台は桟積みされて乾燥させます。
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40℃の低温でゆっくり乾燥させる、木製の乾燥室があるのです。
木の細胞を壊さずに、木の色がきれいな状態で乾燥することが
出来るそうです。 北海道には2か所だけあるそうです。
そのあとの訪問先は、木古内町でスギを専門に扱う加工工場にも寄りました。
小さな工場ですが、ここで外壁に使う杉の板を加工しています。
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途中で昨年完成した、函館の住宅にも立ち寄り、1年点検をしました。
もちろん、土台はクリ、外壁には杉の板が使われています。
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2012年06月07日

    江別煉瓦で床用平角タイルをつくる

ナチュラルテラコッタ風のタイルが出来ました。
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以前使っていていた、スペイン産で凍害に強い寒冷地対応の
ナチュラルテラコッタタイルと同じ風合いの床用平角タイル。
入手出来なくなってからしばらく経ちますが、ようやく手に入れました。
札幌の隣町、江別の煉瓦工場に注文して、特注で焼いてもらったのです。
ちょうど、英国へ旅に出ている間に、焼かれていたタイルが 窯から
出てきた20センチ平角タイル3000枚、出来栄えを見に行って来ました。
オーダーした、やや黄色みかかった風合いのモノが約半分で、色のムラが
けっこうあります。土のブレンドの違いや、窯に入れる際の積み方や、
火の入り方でも焼き上がりや色の出方が違ってくるようです。
何色か頼んだような感じですが、これはこれで、味わいがあって良いかな。
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安さにつられて、外国産のタイルをついつい使ってしまいましたが、
昨年から、玄関とポーチの床に、江別煉瓦のタイルを使い始めました。
でもやはり平角のタイルが好きなので、オーダーで注文したのです。
これから建てる、自然派住宅の玄関や土間タイルにたっぷり使えます。
北海道産のローカルマテリアルが主役の家づくりがさらにパワーアップ!