ブログ|札幌市の注文住宅や新築一戸建住宅の見学会やエコなイベント情報

2018年03月19日

札幌百合が原de自然派リノベーション ④

百合が原の自然派リノベーション現場。外壁側の断熱工事が終了。セルロースファーバー断熱材をブローイング施工し、マットレスのようにパンパンに断熱材がつまっています。標準仕様のセルロースファイバー断熱材は札幌のとなり町、江別市の工場で、新聞古紙を回収して製造しています。製造コスト、エネルギー消費も断熱材の中では最も低く、 原材料もタダ同然?(笑)の再生利用のエコ断熱材の優等生。自然素材の湿度吸ったり吐いたりする性能を生かすために、可変透湿 気密シートを貼ってます。寒い北海道の、高気密高断熱住宅でも呼吸する壁をもつ住まいが出来るんです。

セルロース断熱材写真断熱気密 (1)断熱気密 (2)

2018年02月27日

札幌百合が原de自然派リノベーション③

百合が原の自然派リノベーション現場。木の質感を古っぽい感じにするためにアンティーク塗料を塗ってみました。写真右はドイツリボス社のアンテークオーク色を塗ったトドマツ板。この塗料現在日本に在庫ないらしいし、取り寄せるにも間に合わないなーと思っていたんだけど。昨夜、神のが声が
・・・オーク色にブラックを少し混ぜたらいいんじゃえね。アーそだね~!と言う訳でさっそく作ってみました。
真中はオーク色仕上げで、左がオーク色にブラックを雰囲気で混ぜて塗ったものです。
黒色のサジ加減で汚れっぽい雰囲気を出すササリ感を調整できそうですよ。どうかな?

アンテーク色

2018年02月21日

札幌百合が原de自然派リノベーション②

今日の百合が原リモデル現場は、床に断熱材250㎜入れて下地合板を貼っています。
断熱材はペットボトルを再生したパーフェクトバリアのブローイングタイプを久しぶりにチョイス。ツブツブ状で隙間なく充填出来るし、湿度の影響を受けないので住まいの呼吸を妨げません。有害な化学物質を放出することもないので過敏体質の方にもお勧めだけど価格はチョイと高め。 いつも下地板には無垢板を使用していますが、今回は低予算で築35年の建物を強化するために国産杉の針葉樹合板をチョイス。国産針葉樹合板はアルカリフェノール系の接着剤を使用しているので、施工時の粉塵には注意が必要ですが、ヒラタキクイ虫を予防するための木材保護剤は不使用になっているので、ラワンなどの広葉樹合板(コンパネ)全盛期よりは好しとします。
床断熱 (2)
ペット断材床断熱 (1)

2018年02月21日

札幌百合が原de自然派リノベーション

札幌市北区百合が原の築35年木造住宅を自然素材でリモデル中です。予算関係上サクッと断熱改修をしながら建物のプロポーションは手を付けずに自然素材を使った気持ちの良い家を作るミッション。だったのですが、ハ~実際に手をかけると目をつぶって見逃すわけにもいかず・・・予定外!床から天井まですっかり解体しちゃいました。やっぱここまでやらないとダメだわ。外壁モルタル下地のキズリ板が見えるでしょ。構造計算をして耐震補強の金物やら筋交い(木を斜めに架けて補強する)を入れてと、北海道は寒いからね。今回は基礎断熱ではないので、床下に250ミリの断熱材を入れ、隙間を塞ぐための気密用の防風シートを敷き込んでいます。浴室のユニットバスの基礎周りは発砲断熱材で囲い、ユニットも断熱仕様の温かい奴をオーダーしました。明日から断熱材を入れ、窓も断熱サッシに交換します。

百合が原現場2-16

 

百合が原床断熱仕込み百合が原現場2階

 

2018年02月12日

函館でも自然素材の家

週末は造改修工事の引き渡しで久しぶりの函館出張。道南方面は大雪だね。さらに雨が降り住宅街の小道はグチャチャ。所々で動けなくなった車が道を塞いでいて、引き返そうかと思った。(笑)現場に着いたころにはすっかり暗くなっていた。今回は廃業した医院を解体し母屋を増築するミッションでした。平屋のちょっと贅沢な空間を自然素材でまとめ上げました。
函館引き渡し (2)函館引き渡し (1)

2017年12月06日

トウキョウトガリネズミ ご対面!

今日は現場調査でレベル測量に出かけました。雪の上に何やら小動物の足跡発見!まさかこんな所で、しかもこの時期に・・・! 霧多布湿原で見たあの模型の奴ですよ。間違いありません。トウキョウトガリネズミでしょ。 雪の中を走潜る、小さくてカワイイ奴でした。寒いのでムッチリまるまる。
現場調査
足跡
トガリネズミ

2017年11月17日

蘭越町 自然素材の家 完成です

今日は現場引き渡しで蘭越町出張。道中だんだん雪が多くなる~無垢の木とホタテ漆喰壁と土佐和紙天井のシンプルな自然派住宅完成! 木の塗装と壁塗りは、ほほ施主施工で仕上げたのです。 とても良く仕上いました。

蘭越外

蘭越外2

蘭越内

蘭越内1

蘭越内2

蘭越内3

2017年10月28日

電力自給+自然素材住宅

今週は新築住宅の引き渡し、説明会で伊達へ出張していました。太陽光発電パネルはパナソニック製で5kwの蓄電バッテリーにつないだ電力自給型ソーラーシステムを搭載の自然派住宅です。
外構塀工事はもう少しかかりそう。造園工事で月形コテージガーデンの梅木さんがいらっしゃるので引き継ぎまで頑張ります。室内はミズナラの無垢材で造った家具とフローリングと麻のクロスや土佐和紙、ホタテ貝殻の漆喰壁などの自然素材満載で気持ちの良い住まいになりました。

外観

引き渡し

キッチン

収納

風呂

和室

2017年10月12日

伏古の家 モデルハウス増築工事

札幌東区伏古のモデルハウスも年内で見学終了になりそうです。オーナ様の入居に備えて音楽室の増築工事が始まりました。泣く泣く玄関の草屋根を撤去しようと屋根に上がると、草屋根てっ言うか半分はコケ屋根だったよ。年内の完成目指します。工事中ですが年内は見学できます。

P1001861

P1001856

2017年10月10日

ふるカフェ系+リモデル②

外壁は木の板貼り仕上げ  札幌北区 古民家+リノベ太平の家

炭焼きの際に出来る蒸留液の上澄みが木酢液で天然由来の防腐剤。道北産のカラマツ材を加工し木酢液を浸透させた板を縦貼りしています。12年前、北海道(日本?世界?)で初めて外壁材として実践使用しました。メンテナンスフリーで長持ち、と言っても何十年年大丈夫かは・・・誰もわからない(笑)。経年変化を楽しむビオプラス西條デザインの一押し素材です。最近では他社でも使用する物件がチラホラと見かけますね。天然の化学成分を含むので室内には使用しない方が良いです。過敏症の方は使用の際には事前に確認しましょう。

外壁のワンポイントで1階正面に日本のスギの北限、道南地方のスギを加工し水性塗料でホワイト塗装した横貼り下見板仕上げ。また、200度以上の高温で熱処理したアッシュ材=ローステッドアッシュを使用し断熱材をサンドした寒冷地仕様の木製玄関ドアは小樽銭箱の工場で制作しています。中までしっかりロースとされていて軽い薫煙臭がします。耐久性を持たせた材ですが、ドイツ製リボス社の植物油系自然塗料を塗って着色仕上げしています。

ふるカフェ2

外壁板