木の家づくりのキホン

自然素材住宅のメンテナンス方法

無添加無垢の木組の家は、メンテナンスが大変そう」というイメージをお持ちの方も多いと思います。しかし、自然素材住宅だからといってメンテナンス方法が大きく変わるだけではありません。また、自然素材住宅は自分でメンテナンスを行うこともできます。

日常のメンテナンス

自然素材住宅のメンテナンスは、何か特殊な洗浄剤などを使用しなくてはいけないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に普段の掃除と何ら変わりありません。日常で行うメンテナンスでは、掃除機でホコリやゴミを吸い取り、水拭きを行います。汚れが酷い場合は、水拭きの際にお掃除用のクリーナーを水に混ぜ使用します。特別なことは何もありませんので、簡単にメンテナンスすることができます。

ヘコミやキズのメンテナンスも簡単に自分で出来る

フローリングなどにちょっとしたヘコミやキズが入った場合、複合のフローリング材ならば化粧単板と合板で構成されていますので、修復が難しく、張替えを検討される方も多いと思いますが、自然素材のフローリングなら自分で簡単にメンテナンスができます。

その方法は、スチームアイロンで修復します。たっぷりの水を含ませた布などで、キズ・ヘコミ部分を湿らせてスチームアイロンを当てることにより木が膨張しますので、ヘコミやキズが復元し、その後にサンドペーパーなどで整えるだけです。

また、壁材に関して自然素材住宅なら珪藻土などの塗壁材を使用する方が多いと思います。万が一にも壁にヘコミやキズが入った場合は、修復したい部分だけを修復することができますので、最小限にコストを抑えることができます。

1年に1度はワックスを

ワックスも自然素材住宅だからといって、手間がかかるわけではありません。1年に1度ワックスを行うだけで木材の自然な木のツヤや風合いが保てます。水性・油性の天然系ワックスを適材適所に使用し、特に水廻りの床や家具には耐水性の高い油性タイプの天然系ワックスを選びましょう。

上記のような簡単なお手入れで自然素材住宅は、長い間美しさを楽しむことができます。札幌市は都市的利便性の高さから、分譲マンションを選択される世帯も増えていますが、自然素材住宅の人気は衰えることはありません。高気密・高断熱という条件と同じように、自然素材住宅のメンテナンスのしやすさも考慮してご検討ください。

札幌市に本社、伊達市に支店を構えるビオプラス西條デザインでは、自然素材住宅づくりのお手伝いをしています。北海道産天然木の家や無添加無垢の木組の家、人にやさしく環境に優しい住いなど、お客様のご希望・ご要望をしっかりヒアリングして家づくりをサポートいたします。自然素材住宅づくりならビオプラス西條デザインにご相談ください。

また、ビオプラス西條デザインでは、オープンハウスやモデルハウス見学会も随時行っています。